「頭のいい人が話す前に考えていること」を読んで②

2023年8月30日

こんにちは。①に続いて、同じく「頭のいい人が話す前に考えていること」についての感想を書きたいと思います。

この本は2部構成になってますが、第1部には知性と信頼を同時にもたらす7つの黄金法則について書かれています。著者は、この黄金法則は、ベースとなる考え方であり、1種の哲学であると言っています。この7つの内容全て大事なんですが、私が特に大切だと思ったところに絞ってお話ししたいと思います。

まず頭が良い状態と言うのは誰が決めるのでしょうか。それは間違いなく他人です。では、その他人は、どういう人の話を聞きたいと思うのでしょうか。それは自分の役に立ってくれそうな人で、役になった時に、この人は頭のいい人だと感じてくれます。

まず頭が良く見られたいと言う感情の前に、頭を悪く見られたくないと言う気持ちがあると思います。頭が悪いと思われると言う事は、その人が役に立たない、つまり、感情で話してしまうタイプの人間だと考えられます。と言うことで、頭がいい人と思われる前に、頭が悪い人と思われるためには、感情的になることをやめるべきで、そのためにはすぐに反応してしまわない癖をつけることが必要であると言うことです。少し時間を立てれば、冷静になる時間があり、マイナスになる言葉を吐かないことになります。

次に、頭がいい人として話を聞いてもらえるためには、役に立たなければいけないのですが、その役立てたいと言う話が伝わらないことがあります。伝わらないのは、話し方のせいではなく、そのための考えが足りないと言うことになります。考えと言うのは、知識が豊富であればいいのではなくてその知識を相手のために使えるのかと言うことを考えることが必要なのです。

以上のことから、またスタート地点として頭が悪く見られないために、反応的な話し方をせず、少し時間をあけて話し始める癖をつける。そして、話を聞いてもらえるために、話そうとしたことが、その相手のために使えることになるかと言うことをしっかり考えた上で話し始めるということが必要だと著者は行っておりました。

前半の内容の大事なところだと思うことを、かなりピックアップして書いておりますが、本当に深く深い内容を知りたい方は、ぜひともこの本を読んでみてください。

続いて第二部につきましては、③の方で感想を書きたいと思います。読んでいただきありがとうございました。

4/100

 

読書

Posted by norimopu