「頭のいい人が話す前に考えていること」を読んで③

こんにちは。前回に引き続き、「頭のいい人が話す前に考えていること」を読んだ感想を書きたいと思います。この本は2部構成になっておりますが、前回1部についての感想を書いたので、今回は2部の前半部分についての感想を書きたいと思います。

1部では、7つの黄金法則について述べていましたが、その中で、伝わらないのは、話し方ではなく考えが足りないせいというものがありました。2部では、そこに着目し、深く考えるための5つ道具について触れてます。

最初は「客観視の思考法」になります。ここでまず考えるのが、バカに見られない方法になります。逆にいうとバカに見える人について考えると、それを避ければいいということになります。では、そのように見える人の振る舞いは①根拠のないことを言う②言葉の定義がありまい③成り立ちを知らないということだそうです。こうならないためには、自分と違う意見のことを調べたり、言葉や物事の歴史に関心を持って調べたりすることが必要なようです。これ、身に覚えありますね。ネットニュースだけで話す人の話のまさに特徴で、そっかり上っ面の感想だけで、面白味のある会話にならないことがよくありました。

二つ目は、「整理の思考法」で、話をわかりやすくするためのコツなのですが、これにいいことが書かれています。

「理解している」は「整理されている」と同義

頭のいい人が話す前に考えていることP.187

また、同じページに波頭亮氏の著書「思考・論理・分析「正しく考え、正しくわかること」からの引用として

「思考」とは、比べる情報の要素が“同じ”か“違う”かの認識をすること

と述べています。これは目から鱗ですね。自分としては曖昧だった考えるということ、分かっているという事が、綺麗に仕分けをした後にラベリングをすることだったのかと。思い当たる節がありました。事実なのか意見なのかもラベリング。どの様なやり方がいいのかを考える時も、いい方法と悪い方法のカテゴリーで分類する作業だったのだと。これからは、考えるスピードが増しそうで、楽しみです。

今回はここまでですが、次回、この続きを書きたいと思います。ありがとうございました。

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Posted by norimopu